植物進化に見る過去と未来 · 02日 11月 2019
4億1000万年前、月が地球の近くにあり月の引力により地球が変形するほどであった。潮の満ち引きも10m前後と大きく生命が陸上に進出する条件ができ、植物が陸上に進出したと考えられている。3億5000万年前、酸素濃度や二酸化炭素濃度が現在より濃厚で濃密であった(現在の酸素濃度20.95%)、地上に大森林がつくられ昆虫が繁栄した。2億5100万年前に地球が酸欠状態になり、海では無酸素状態が続き陸上で68%、海で96%の種が絶滅しとされている。2億年前、大陸はひとつのかたまりでパンゲア大陸であった。その後、現在の大陸がそれぞれに移動しインドも南極近くからユウラシア大陸に動きヒマラヤ山脈が生まれることとなる。 6600万年のジュラ紀の終わりにユカタン半島付近に大隕石が衝突し、大火災が地球をとり巻いた。その後、数日で大氷河期に入り植物殆ど植物と動物が死滅した。このとき生残った植物は大きくその形態と生態を変化させた。杉は広葉であったものが氷河期に針葉かした。さらに、植物の成長も頂芽伸長(杉桧等)から光芽伸長(ケヤキ等)するものが現れ冬期間は落葉する機能を備えるなど形体が大きく変化して現在に至っている。 現在の考え方が進歩したとしても、1万年後に人類が生存しているかは疑問ですが、滅亡していれば人間の痕跡は石でできた建造物のみ。ピラミッドや万里の長城も数十万年で消えさり。5000万年後にはまだガラスやプラスチック片は残りますが、1億年後にはそれすら消え去り痕跡は無くなるといわれている。しかし、植物や動物が人間から受けた環境ストレスは遺伝子に刻まれていることから植物は有毒な刺を持ち自営。又は硫酸毒液を出す仕組みをつくりあげる。さらに、時間をかけずに成長するため、つる性のいちじく類が樹に巻き付き絞め殺ことで太陽の光を得ると思われる。なお、種子を付け繁殖する有性繁殖の仕組みは一部の植物のみで、多くは地下茎で連続的につながる無性繁殖により勢力圏を拡大すると考えられる。 動物界においては動かないで食料をえるため毒を噴射し麻痺させ全てを飲み込む蛇が現れる。草食動物は植物が有毒性をもつことから多種多様な食料が得られず小型化して行くと考えられる。ただ、その中からセルロースやヘミセルロース、リグニンを体内微生物により分解し、少量の食物で栄養を生産することで大型化する動物が現れるといえる。